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札幌・釧路の保育園で『臨床美術』を導入|子どもの心を育てる新しい保育

キッズランドでは札幌市と釧路市で保育園・認定こども園を運営しています。最初の園が開園してから30周年の節目を迎える今年度から、新たな取り組みとして「臨床美術」を導入しました。

保育士・幼稚園教諭・児童発達支援に携わる方を対象とした採用活動を行う中で、私たちの保育を一部ではございますがぜひ知っていただきたいと思います。

 

■ 臨床美術とは?

臨床美術とは、五感を使いながら「感じたこと」を自由に表現するアート活動です。
完成度を競うものではなく、“自分らしい表現”そのものに価値がある──そんな考えを大切にしています。

この活動を通して、子どもたちは自己肯定感を育み、他者を思いやる心を自然と身につけていきます。

 

■ 導入の第一歩は、職員の感性から「まずは大人が体験することから」

臨床美術の導入に先立ち、職員を対象にした研修会を実施しました。

講師は、臨床美術士であり、保育士としての経験も豊富な土門 環(どもん・たまき)先生。保育とアートの両方を熟知した専門家による研修は、次の3ステップで行われました。

 

①座学:臨床美術の歴史や効果を学び、子どもの内面に寄り添う保育の視点を共有

②制作:自分自身の感覚に向き合い、画材を使って自由に表現

③ロールプレイ:子どもへの声かけや関わり方を実演・共有

 

「表現が“評価されない”って、こんなに安心できるんだと実感しました」
「子どもとの関わり方のヒントがたくさんありました」
― 参加した保育士の声より

 

■ 今後の展開と私たちの想い

臨床美術の活動は、今年度より札幌市と釧路市の保育園と認定こども園の2歳児クラス以上を対象に、月1回の頻度で実施していきます。子どもたちが安心して参加できるよう、やさしい構成と穏やかな環境を整えています。

活動には、講師である土門先生が継続的に関わり、研修を受けた職員が丁寧にサポート。
子ども一人ひとりが「感じる・選ぶ・表現する」ことに自信を持てるような関わりを大切にしています。

私たちは、子どもたちが**「自分と向き合い自己を知る」「自分で意思決定する」経験を積み重ねることが、自己理解を深め、やがて他者を思いやり、尊重する心へとつながっていく**と考えています。

 

【採用情報】自分らしく働ける保育の現場で、一緒に子どもの成長を支えませんか?

「保育×アート」や「子どもの心を育てる保育」に関心がある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。
札幌・釧路エリアで保育士や幼稚園教諭として活躍したい方を、私たちはお待ちしています。

 

正職員・パート保育士を募集中

臨床美術を学びたい方、未経験の方も歓迎

年間休日・福利厚生情報は採用ページにてご確認ください!